第109回 (湖北)呉枯の峰 (13期 北岡さん)
2014年3月23日(日) 晴
参加者:北岡(L)、荒木(博)、荒木(真)、伊藤、池田、尾崎、川路、高良、柳樂、奈島、矢田(博)、郷原
コースタイム: 赤い鳥居9:45ー菅山寺分岐10:40ー菅山寺散策40分ー分岐11:40ー呉枯ノ峰山頂12:15(食事25分)ー登山口14:00ー木之本駅14:30
JR木之本駅に12名集まる。
今日は古刹巡りと一等三角点の山を歩く。昨日迄は冬型の天気だったが、一転して春の陽気となり、絶好の登山日よりとなった。
9時31分発のバスに乗り坂口で下車。車道を横断して民家の横を抜けると、赤い鳥居がある。身支度をして歩き始める。
北陸自動車道をくぐり抜け菅山寺の標識に導かれて山道に入る。表参道だ。人があまり入らないのか、落ち葉が積もって道を覆い、枯れ枝が散乱していて歩きにくい。
小一時間、急坂を登って分岐、やや急坂を10分下って菅山寺。まず目に付くのが山門両脇のケヤキの巨木(樹齢一千年、菅原道真公お手植え)が見事だ。苔むした広い境内は神秘的な雰囲気を漂わせている。本堂、鐘楼、護摩堂等歴史的建造物が朽ち果てかけているのは残念だ。朱雀池を回って分岐に戻り、緩やかな道を多少のアップダウンを繰り返し呉枯ノ峰へ進む。
冬枯の木々の間から余呉湖を望み、雪を被った湖北の山並みを眺めながらの、気持ちの良い稜線闊歩となった。まさかと思ったが531Mのだだっ広い山頂は積雪だった。1日の下見の時は無雪。
呉枯ノ峰は展望は効かないが、一等三角点目当てに訪れる人が多いとか。今日も他のグループが先陣していた。恒例の記念写真を撮り、昼食を食べ、木之本に向かって下山する。
暫くはなだらかな道も下るにつれ、深くえぐれた道、吹き溜まりの落ち葉、急坂が油断出来ない。
393M地点、道の脇に四等三角点があった。
己高山を目にし、秋の例会が一層楽しみになった。
第108回 岩湧山 (11期 柳樂)
予定では金剛山ツツジオ谷山行でしたがバス不通のため岩湧山に変更しました。
2014年2月16日(日) 晴れ
参加者:尾崎、高良、郷原、柳樂
コースタイム:滝畑ダム出発10:15〜10:25林道横断〜12:30岩湧山下〜12:50岩湧山山頂〜13:00三角点地点〜13:40昼食13:55〜15:20林道横断〜15:30滝畑ダム下山
金剛山のツツジオ谷を凍った滝を見ながら登る予定だった。河内長野バス停の集合場所に集まったのは4人だった(2人が自家用車で金剛山登山口へ行っていて別行動となった)。
しかし河内長野駅前から出る金剛山へのバスが積雪の影響で観心寺迄しか行かないということで急遽岩湧山へ行くことに変更した。
滝畑ダム行きバスにぎりぎり間に合った。僕等と同じ様に岩湧山に変更した人達と槙尾山へ向かう人達でバスは満員だった。
滝畑ダムバス停から登り口へ行きスパッツやアイゼンを装着した。
雪の中を歩き出した。日本晴れの好天気で眩しい。僕は雪目が怖くて掛けたことのないサングラスを出した。
順調に歩いて樹林帯からススキの広がる岩湧山の登りにさしかかり、雪で階段状の登りが普通の坂になりアイゼンが効いて気持ちの良い登りだった。
山頂で金剛山から二上山方面や反対側の三国山方面そしてPLの塔など市街地方面と展望が素晴らしかった。
すぐ先にある三角点のある所で雪に埋まっている三角点を掘り出そうとしたが見つからなかった。よく来るという犬を連れた人も此処にあると一緒に探してくれたが見つからず、その横にある標識を入れて記念写真を撮って探すのを諦めた。
樹林帯の所まで下って風の当たらない所で昼食を摂って登って来たコースを引っ返した。
林道まで降りると登るときになかった雪だるまが作られていた。
滝畑ダムまで降りてアイゼンを外したりしてバス停へ。
河内長野駅まで帰って旧正月の新年会をして電車に乗った。
第107回 高見山 (7期 尾崎さん)
2014年1月12日(日) 晴れ後曇り
参加者:荒木(博)、伊藤、尾崎(L)、北岡、郷原、高良、柳樂、奈島
コースタイム:高見登山口10:00〜11:00小峠〜11:40下りとの分岐〜12:35山頂(昼食)13:05〜13:40登りとの分岐〜14:20高見杉〜15:20高見平野バス停着
バスの中では曇っていたので雪雲かなと見上げ、登山口に入ると木々に覆われた山道。30分後に衣服調整して少々きつい山道に入って途中から雪道を30分位歩くと小峠。ここでアイゼンを装着して急登に取り付いた。
急登を過ぎてすぐに木の枝に付いた霧氷、小さい枝にも3cm位のエビのしっぽが高度を増すごとに3cm〜5cmに。頂上近くになると7cm(最高!!)
初めて登った高見山、運良くおとぎ話の中に迷い込んだかと思うような雑木が全部真っ白雪景色。今までに見たことのない、表現は悪いが我々はエビのしっぽの中で踊り子のように雪の上をはねながら楽しんで頂上へ。
360度のパノラマよりも雪の森を見て大感激。
帰り道は雪景色が無くなるとたんたんと下る道。
3時20分頃のバスでみんな元気に帰った。
鶴橋駅まで帰り楽しく新年宴会をして解散しました。
第106回 交野山山行と忘年会 (29期 梶谷さん)
2013年12月15日(日) 曇り
参加者:荒木(博)、荒木(真)、太田、尾崎、梶谷、川路、北岡、高良(L)、柳樂、堀西、森、矢田 (忘年会のみ)伊藤、池田
コースタイム:JR津田駅9:30〜10:13白旗池〜10:56交野山11:09〜11:43交野市立野外センター(昼食)12:15〜12:28くろんど園地〜13:52ゴルフ場〜14:39星のブランコ〜15:00星田クライミングウォール〜15:35京阪私市駅
冬の訪れ
森は眠りにつこうとしている
樹々の葉はまばら
空は限りなく白に近いグレー
冬色に染まった森を逍遥気分で歩く
源氏ノ滝から白旗池へ
池にはオシドリやマガモたちがいた
マユミの花を見ながら
ひと登りで交野山に着く
観音岩から展望が開け
龍王山・ポンポン山に天王山が見渡せる
なにも遮るもののない巨岩の上に立つ
風は冷たかった
交野山には三宝荒神が祀ってある
三宝荒神はインド伝来の仏様ではなく
日本固有の信仰で生まれた荒魂と
夜叉といったインドの邪神が交じりあって
創られた神々であり災害や疫病を避けたり
また、火と、かまどの神様として有名である
くろんど園地へ向かう道は
市街地に近いせいか
アスファルト道に田畑と俗っぽい雰囲気
ちなみに「くろんど」とは、平安時代、朝廷の機密文書の管理をしていた
蔵人(官僚)の荘園(もしかしてリゾート地?)が地名の由来とか・・・
たくさんの木の根がタケノコのように顔を出している
ラクウショウの木立が脳裏に焼きついたくろんど園地
可愛いツルリンドウの赤い実を見ながらゴルフ場にくると
目の前に雲の切れ間から陽がさしている生駒山がきれいに見えた
星のブランコを渡り星田のクライミングウォールまで来たら
京阪私市駅は近い
今日は逍遥気分から一転、師走気分でハイキングを楽しんだ一日でした
夕方から「パノラマスカイレストランアサヒ」で忘年会
伊藤さんと池田さんを交えて大いに盛り上がったのでした
こんがり焼けたスペア・リブは美味しかったなぁ〜
第105回 (六甲縦走)東六甲 (12期 荒木さん)
2013年11月17日(日) 晴れ
参加者 男性 柳楽、太田 荒木 女性 森(L)、川路、尾崎、北岡、高良、荒木 計9名
タイム ケーブル山上駅9:30→ガ-デンテラス10:10→六甲最高峰11:15→(ご飯15分)→有馬方面分岐11:50→船坂峠12:45→大平山13:15→塩尾寺14:45→宝塚15:25
雲山会、六甲縦走コ-ス シリーズ最後の東六甲を歩く為六甲駅に8:40分集合。
今日は長距離の為、登りはケ-ブルを利用する予定だったが、台風被害でケーブルが使えないので代行バスで8:55発のバスに乗るべくバス停に行くがバスは8:30に出たとのこと。
さあ~大変、次は9:30しかないと。平日と休日時間を間違えたMさん!二つのバスを乗り継ぎヤットケーブル山上駅に着く。
出発、ゴルフ場横の網のトンネルを通りガ-デンテラスへと歩く。
ストレッチ体操をし、ここで休憩したい所だが先を急ぐ為パス、極楽茶屋跡へ行く、神戸の街、湾が霞んではっきり望めない。紅葉ももう一つ!日当たりの良い所は綺麗だが 日陰の所は?
今日は長距離タダタダひたすら歩く、ドライブウェ-を何度も横切り小さいアップダウンを繰り返し最高峰(931M)に到着。
さすが行楽日和沢山の人で賑わっていた。
ここはススキが銀色に輝き遠くの山間の町も見え綺麗だ。記念撮影をし15分で昼食を慌しく終え出発。
ご飯後の歩きは脚が重い!尾根歩きは霞んでいても左右の色ずいた山々を眺めながら歩くのは気持ちいい♪♪~。
立ち休憩をしながら船坂峠~大平山~塩尾寺へ。ココまできたら後少し! 大分脚が疲てきた。宝塚の街が大分近ずいて見える 頑張ろう! しかしここは急下りデコボコ岩が暫く続いたがヤット住宅街の裏山に来た。綺麗な庭、花、モミジを見ながら駅へ急ぎました。
よ-く歩きました ≒21K (≒33000歩) お疲れ様でした。
第104回 (比良)堂満岳 (15期 奈島さん)
2013年10月13日(日) 晴
参加者:柳楽(SL)、荒木(博)、荒木(真)、伊藤、熊谷、尾崎、高崎、森(CL)、堀西、奈島
タイム:9:10比良駅発(バス)~9:20イン谷口9:25~10:20ノタノホリ~12:10堂満岳山頂(昼食)12:35~12:55堂満ルンゼ~13:25南比良峠~13:55荒川峠~15:45林道~16:35志賀駅
予定通り、8時59分にJR比良駅に着く。今回は男性6名、女性4名の10名での行動となった。これまでの暑さを忘れさせそうな6時30分現在の自宅(神戸)の外気温は16℃であった。快晴であり、今日の山歩きを歓迎してくれている。9時10分発の江若バスに乗り込み、10分ほどで堂満岳登山口のイン谷口に着いた。9時25分、いよいよ登山開始である。10分ほど歩いたところに、別荘が10数棟あったが朽ちていて、人影は全く無い。バブル期に建設されたものらしい。それからいきなりの急登となったが、沢に出ると涼しくなった。途中小休止を入れながら、ノタノホリの池を見、さらに林間の急登(堂満東稜道)を歩み、11時7分に尾根筋に出た。それまで風も無くかなりの汗をかいていたが、尾根筋に出た途端、急に風が強くなったものの、涼しくて気持ちの良い風であった。
11時15分に釈迦岳(1,060m)が見えた。さらに急登が続き、斜面のブナの木が根元で大きく曲がっていて、この辺りの雪の多さが伺われた。小休止を入れながら、12時10分に堂満岳(1,057m)の頂上に着いた。頂上には親子連れを含めて6人の先客があり、昼食中であった。記念写真を撮って、我々も昼食を摂った。気温は18℃で、肌に心地よい。25分の休憩後、出発する。出発直前に若い女性が2人、反対方向から頂上に着いた。
12時55分には、堂満岳の荒々しさを実感できる堂満ルンゼの上を通る。13時25分に南比良峠に着いた時、2人の男性連れと逢った。蓬莱山(1,174m)を経由して来たのだという。13時55分に荒川峠に着いた。ここからは黙々と下り、15時45分に林道に出た。さらに舗装道路を歩き、16時35分にJR志賀駅に到着。
ここで6人はそのまま帰宅の途につき、残る4人は駅前の赤ちょうちんで喉を潤し、17時40分の志賀駅発の電車に乗って、帰宅していった。
堂満岳は一方的な急登を続けて頂上に至り、下りは多少アップダウンはあるものの、これまた一方的な下りであり、小生はしばらくぶりの山歩きのため、両脚に痙攣がきたが、何とか騙し騙ししながら登り終えることができた。急登ではあったが、頂上までには所々で琵琶湖が眺められ、これから空気が澄んでくると一層綺麗に見えることだろう。また、堂満岳にはイワカガミ(今の時期は葉のみ)がいたる所にあり、花の時期は楽しめるだろうと思われた。頂上を過ぎたあたりはシャクナゲが群生しており、これも見応えがあるだろう。何ヵ所かでリンドウの花を見かけて癒され、またトリカブトの花にも出会った。
第103回 金剛山 (11期 柳樂)
2013年9月8日(日) 雨後曇り
参加者:堀西(L)、太田(SL)、森、柳楽
タイム:バス停9:40〜10:25セトコース旧取り付き〜11:00新登り口〜セト〜山頂展望台12:00(昼食)12:35〜12:40金剛山登拝回数捺印所12:45〜岩屋文殊12:50〜文字尾根12:55〜林道13:40〜バス停13:50
今回の予定は残暑が厳しいだろうから水の流れを見て音を聞いて歩こうと金剛山のツツジオ谷のコースでした。
朝から大雨しかも予報では雷の可能もということだった。集合場所の河内長野駅に集まったのは僅か4人だった。
バスの中で打ち合わせて行き先を変更することにした。3人は下見で歩いているし、僕も今年は2度歩いているのでコースをセトのコースにした。
バスを降りて雨仕度をして歩き出した。ツツジオ谷への入り口を通り越してセトへの取り付きから入った。しかし新しい堰堤が3、4箇所出来ていてコースが無くなっていた。探すこと40分、諦めて近くのカトラ谷へ行こうと引っ返しかけたときに見つかった。その頃から雨も小雨になってやがてあがった。
雨具の上だけを脱いであらためてセトコースを登りだした。登り口が分かればあとは順調、青崩からのコースと合流して山頂展望台に12時に到着。だけど展望はガスっていて視界ゼロ。こんな日でも登山者は多かった。
濡れていない場所として金剛錬成会の施設で先客達と賑やかに昼食をした。
食後、もうすぐ600回となるひとりが金剛山登拝回数捺印所へ寄って判を貰ってくるのを待って下山にかかった。下山コースは文殊尾根にした。10人程のグループも同じコースから下りだした。尾根コースの景色の良いはずの所からもガスで真っ白景色は望めなかった。途中ではまだ登ってくる人達何人もとすれ違った。前を行くグループを追い越してバス停に降り立った。
第102回 尾瀬・至仏山 (13期 北岡さん)
2013年8月5日(月)(夜行バス)〜8月8日(木)(夜行バスにて朝帰着)
参加者:荒木(博)、荒木(真)、池田、太田、尾崎、川路、北岡(L)、高崎、高良、堀西、森、柳樂 (男4人、女8人)
行程:8月6日(雨) 大清水(6:30)-一ノ瀬(7:40-8:00)-三平峠(9:25-9:30)-三平下(9:45-10:05)-尾瀬ビジターセンター(10:30-10:50)-沼尻(11:40-12:30)-見晴十字路(14:00-14:40)-龍宮小屋(15:05)
8月7日(晴れ) 龍宮小屋(7:00)-中田代三叉路(7:35-7:45)-山ノ鼻(8:25-8:50)-至仏山山頂(13:00-13:30)-小至仏山(14:30)-鳩待峠(16:20)
大清水から三平峠迄は標高差600位を2時間半のコースタイムだ。一ノ瀬迄は砂利が敷かれた車道を緩やかに登って行く。そこから先は本格的な登山道。
8時15分、堀西君の合図で黙祷を捧げる(平和への祈り)。山中では初めての行為。
岩清水で給水した所で、道はやや急騰となる。階段や木道をジグザグに登ると水平道となりやがて峠だ。峠は眺望なしなので、集合写真だけ撮って尾瀬沼に下る。下りの木道は滑り易いので足元に細心の注意を払う。沼を挟んで燧ヶ岳の雄姿が望めないのが残念。 一向に晴れ上がる様子なし。
花の盛りは過ぎていて、水芭蕉は葉っぱだけが緑緑して大きく生い茂り、僅かにコオニユリが彩りを添えていた。
ビジターセンターで尾瀬について知識を入れる。沼尻で昼食。ここから木道のほか、露出した木の根っこや露岩、ぬかるみ道をアップダウンを繰り返しながら見晴十字路へ。休憩所でティータイム。尚も濡れた木道をやや下り気味に小屋へ向かう。そろそろ足に疲れが溜まってきたのか、滑りだす。それでも転けた人に怪我が無くやれやれ。
平日と天気の影響か小屋は混んでなくて、ゆったり休む事ができた。
二日目、尾瀬ヶ原は霧に包まれていたが、東の空は明るく、出発迄には霧も晴れ、昨日とは打って変わって清々しい気持ちで、尾瀬ヶ原を歩く事ができた。
木道も乾いており、滑る心配なし。皆、足元が軽やかだ。牛首分岐の池塘で逆さ燧岳を見て、尾瀬散策組三人と別れる。
燧岳は遥か遠くになり、至仏山がグッと目の前に迫ってきた。点在する池塘に今にも咲こうとするバスの花?の群落を足元に見ながら進むこと40分、山の鼻に着く。
登山の身支度を整えて、尚も木道を歩くこと10分、この当たりのニッコウキスゲの大群落が思い出される。今は、一輪二輪残っているだけ。あの光景を皆に見て欲しかったなぁー。
至仏山は花の百名山ともいわれ、高山植物保護のため残雪期は登山禁止で、夏山登山解禁となると、上り下り一方通行となります。山の鼻からは上りのみです。下りの人とすれ違うさいに神経を使わなくてよいのがいいですね。
さて、上り始めは急登。木の根っこや傾いた木道、しかも樹林帯の為濡れた状態。ここでも足元注意を声に出しながら上る。急な階段、露岩道を幾度か繰り返し1時間強上ると樹林も低くなり、休憩ポイントにでる。眼下に尾瀬ヶ原が広がり、その向かうに燧岳を遠望する。
山頂付近はガスが掛かってきた。時々黒い雲が表れたりして、心配させられたが、天気は午後になるほど良くなった。大きな蛇紋岩がゴロゴロ積み重なった急坂をゆっくり上る事更に1時間、二回目のベンチあり。まだ続く蛇紋岩帯、そしてクサリ場を通過して木道や階段を上ると高天ヶ原に着く。山頂迄あと一息だ。高山植物も目に入り、タカネナデシコのピンク色が可愛い!
13時9人全員山頂に立つ。予定より遅れている為、そしてこの先小至仏山を超え笠ヶ岳の分岐手前迄は、蛇紋岩や悪路が続くので、下りでも時間が掛かる。ゆっくり時間をとりたいところだが30分で切り上げる。
山頂は勿論360度の大展望が得られるが、霞んでいて方位盤に示されている山がはっきり見えなかった。下りはほとんど休憩なしだったが、かろうじて予定のバスに乗る事ができた。
散策組みは三条の滝まで足を延ばされ、尾瀬ヶ原を満喫されたようだ。
第101回 (丹波)白髪岳 (29期 梶谷さん)
2013年7月21日(日) 晴れ
参加者:梶谷(L)、荒木(博)、池田、伊藤、太田、川路、高崎、高良、奈島、柳樂
コースタイム:JR古市駅9:05ー白髪岳登山口9:55ー白髪岳11:50ー松尾山13:30ー20数基の卵頭群14:10ー松尾山登山口15:05ーJR古市駅16:00
車窓から見える景色は
暑さのせいか、もやって見える
古市の駅に降り立ち住山の里に向かう
木陰を歩いている時はいいが
陽の光を浴びると額から汗がにじみ出す
ここは、八幡神社があることでわかるように
源氏ゆかりの地
「不帰坂」「集坂」「名無木」と言った
源義経が戦いに臨む前に
この地で兵を集めた事にまつわる地名や樹が残されている
青々と広がる田園風景の中
丹波黒豆の畑や白いホタルブクロの花
茅葺屋根の家にお地蔵さまを見ながら
登山口に着く
山の斜面を這い上がるような急登
暑さもあって、みんな青色吐息だ
ときおり吹くそよ風がなんとも心地いい
子尾根に乗り登っていくと岩稜帯
アルペン気分を楽しんで
白髪岳の頂に立つ
頂上はパノラマ展望
天気も良く
虚空蔵山や西大寺山、三嶽・小金ヶ嶽に
眼下には篠山の町並みが
遠くには六甲山も見渡せた
一気に下って登り返すと
松尾山
昔は山城だったせいか
整地されたような平らな頂上
展望はなし
しばしくつろぎ下山にかかる
20数基の卵頭(お墓)に立ち寄る
高仙寺本堂跡に向かう道は消え去っていた
そのまま南尾根を下り住山の里に着く
帰路は
アスファルト道に夏の日差しの照り返し
きつかった
第100回 雲山峰490m (15期 奈島さん)
第100回となる記念すべき雲山会例会の報告です。
2013年6月16日(日)
参加者:荒木(博)(L)、荒木(真)、川路、池田、尾崎、北岡、高崎、柳楽、伊藤、太田、堀西、奈島の12名
コースタイム;山中渓駅出発9:30-10:15第1パノラマ台-11:45展望の効くピーク-12:00雲山峰三角点(-12:15行雲仙峰12:20往復)12:25-12:45広場13:30-14:50一般道路-15:20紀伊駅到着
前日は梅雨に入って以来の梅雨時らしい雨となったが、当日は朝から晴れ上がり、絶好の日和となった。でも、暑くなりそう。
大半の方が紀州路快速に乗り、山中渓駅に定刻の9時24分に到着した。準備を終えて山中渓駅を出発する。今回は雲山会の記念すべき例会で、しかも雲山会にちなんだ紀泉アルプスの主峰雲山峰(標高490m)を目指すことになった。
出発して間もなく雑木林の中の細い道をゆっくりと登り始める。我々の後から100名ほどの団体の登山客が追い付いてきたが、我々のペースでとにかくゆっくりと登る。
風が通らないので、余計に暑く感じられ、汗をかき始める。40分ほどで第1パノラマ台に出た。素晴らしい展望が拡がっている。大阪湾、関西空港は勿論、今話題の阿倍野ハルカスのビルも見える。ここで100名の団体をやり過ごす。
ここからは尾根道の縦走コースとなり、風も通り抜けるようになり、肌に心地よく感じる。11:40に木蔭で小休止し、ラスベガスのチョコレートの差し入れがあった。
縦走コースの登り下りを4回繰り返し、12:00に雲山峰三角点に到着する。可愛らしいトカゲが出迎えてくれ、また可憐なオカトラノオが小さな花を一杯つけていた。また、ササユリも大切に保護され、途中で何回か見た。
一部の方は荷物を置いて、行雲仙峰まで往復された。さて展望はどうだったか。
青少年の森広場に着いて昼食となった。会長から早速お祝いの赤ワインが提供された。記念すべき例会に出られ、感激である。世界各地の菓子や、佃煮・果物等の差し入れがあり、ワイワイと賑やかな一時となった。
2006年12月に第22回例会が雲山峰で行われ、この広場で「雲山鍋」が振る舞われたことが披露された。何でも2時間の大宴会になったとかで、下りの途中から暗がりの中を下山されたとか。
この広場からの展望も素晴らしい。目の前に紀ノ川が流れ、和歌山市の市街地が一望できる。
広場に別れを告げ、下って行く。途中で薄いピンク色の名残りのヤマツツジを見、また、ヤマモモの実が落ちていたので、口にする。甘い味が口に広がる。紀伊駅道を下っている途中で「国鉄紀伊駅へ」の表示板を見かけた。民営化されてから30年経つが、どこか懐かしい感じを受けた。
14:50に一般道路に出、15:20頃に紀伊駅に着いた。一休みする場所がなかったので、缶ビールを買い込んで来て、駅構内で乾杯となった。渇いた喉を通るビールの旨かったこと。
15:40発の電車に乗り込み、1時間ほどで天王寺に着いた。アサヒケラーに駆け込んでの宴会となり、ビールと会話を楽しんだあと、18:30に散会した。